フレイルって?

  1. 皆さんこんにちわ😊
    今回ブログを担当しますティーズデンタルオフィス歯科衛生士の志鎌です。🙋
    6月に入りましたね。
    私の息子は、4月から高校生になり野球部に入りました。毎日、耳の中まで真っ黒になりながら野球を頑張っている姿をみると、私も頑張らなきゃと思う日々です。夢は、甲子園で活躍する息子を見てみたいので、私も一緒に2年半毎日お弁当が部活みたいな感じで、支えて行きたいと思うこの頃です。

ここからは、フレイルについてお話をしていきます。
私達は、加齢になると、全身の筋力や、筋量は徐々に減り全身の機能も低下します。
筋が衰弱した状態をサルコペニアと呼ばれ、転倒や骨折、寝たきりなどの原因になります。
一方フレイルとは、虚弱、衰弱で、フレイルは、加齢や様々な要因により、身体の機能や、予備能力が低下し、健康障害が出やすい状態を表します。
現在、高齢者が要介護状態となる主な原因は、脳血管障害や、認知症ですが、フレイルも原因になると報告されています。つまり、フレイルは要介護状態の一歩手前の段階なのです。

フレイルになりやすい人は?
最近の研究では、フレイルの有症率は65歳以上の高齢者全体で、11,5%、予備軍32.8%と報告されています。80歳以上の有症率は34.9%であり、加齢により有症率が出やすい増加します。

フレイルは、身体的フレイル、心理的、認知的フレイル、社会的フレイルの3つの要因が関連します。
いくら病気がなく身体が元気な人でも、ほかの人と触れ合う機会が少なかったり、生活に生きがいや張り合いが少なければ、家にいることが多くなり、段々と閉じこもりがちになり、フレイルを加速させます。
人とのつながりは、食事や運動、喫煙よりも死亡リスクへの影響が大きいとの報告もあります。

ここでのポイントは、フレイルは、健康と要介護状態の間にいる状態であると言うことです。
歯科医院を受診し、スタッフと交流することをきっかけとして、本人や周囲がプレフレイルやフレイルの段階で変化に気づき、対応できれば、健康な状態に戻ることができます。

フレイル予防の3本柱
栄養、身体活動、社会参加です。

栄養=食事、歯科健診、定期に管理。

身体活動=たっぷり歩こう、ちょっと頑張って筋ト

社会参加=お友達と一緒にご飯を、前向きに社会参加を

いかがでしたか?
フレイルは生活習慣の見直しで元の状態にもどれる段階ですから患者さん自身や家族の意識で十分変わることができます。フレイル予防に健診もお待ちしています。

次回のブログもお楽しみに🙋