口で呼吸するのは正しいの?

皆さんこんちには!今回担当するのは、医療法人彩優会 T’s DENTAL OFFICE 歯科医師の二宮です!!

4月にも入り、新年度になりました🌸新たなスタートの始まりで、私もいろいろなことに挑戦していこうとワクワクが止まりせん!皆さんは何か挑戦しようとしてることはありますか?最初の挑戦は不安もあると思いますが、できるとなると楽しくなりますね!一緒に新たなことに挑戦していきましょう✊

さて、今回のテーマである口呼吸についてです。

皆さんは意識して自分がどこで呼吸しているか分かりますか?口で呼吸してるか、鼻で呼吸してるか、どうでしょうか?

人の呼吸は、鼻から呼吸するのが本来の形です。しかし近年、「口呼吸」をする人が増えています。口呼吸はさまざまなトラブルの原因になります。セルフチェックを行い、正しい呼吸に戻しましょう!

①無意識にいつも口が開き気味
②口の中が乾きやすい
③いびきをよくかく
④風邪を引きやすい
⑤寝起きにのどがヒリヒリする
⑥寝起きに口臭が気になる

6つあるうち何個当てはまりますか?

ほとんど当てはまると口呼吸の可能性が高いです!

口呼吸するとどうなるか、、
・風邪を引きやすくなる

鼻呼吸では、鼻の粘膜が空気中の雑菌やウイルスをカットしてくれますが、口呼吸では、直接体内に入るため、風邪などの感染症にかかりやすくなります。

・むし歯や歯周病の原因に

口呼吸では、口内が乾燥して唾液の分泌量が減り、自浄・殺菌効果が低下することで、むし歯や歯周病になったり口臭が強くなったりします。

・睡眠時無呼吸症候群の原因に

口で呼吸しやすいように舌の位置が後方になるため、睡眠時に力が抜けると気道をふさぎ、睡眠時無呼吸症候群になりやすいと言われています。

・ほうれい線や口元のたるみ

口呼吸で常に口を開けていると、口を閉じるために必要な口輪筋が衰えるため、ほうれい線やたるみの原因にもなります。
など様々な症状がおこってきてしまいます。

では、口呼吸を防ぐためにはどうすれば良いでしょうか。

⭐️唇を閉じて、鼻呼吸を意識する
⭐️口の廻りの筋肉を鍛えて、口を閉じやすくする
⭐️「あー」「いー」「うー」「ベー」と口や舌を出す「あいうべ体操」を行い、舌の位置を改善する

などが挙げられます。少しでも意識をして頂くだけでも気付くことで鼻呼吸をすることができます。

一番いい方法は子供のうちから口呼吸の癖を治すことです。

大人になってからの癖は治るまで時間がかかるので、子供のうちから鼻呼吸できるようにしておきましょう!

皆さんどうでしたか?

何か気になることや分からないことがあれば、いつでもご相談下さい♪

それでは来週のブログもお楽しみに⭐️