妊娠と歯科治療🌱
こんにちは!
7月25日でT’sDENTALOFFICEは
4周年を迎えることが出来ました✨
これからも大切な皆さまのお口の健康を守っていきたいと思っております!!
今週は
妊娠したらお口の中にどんな変化があるのか
妊娠中の歯科治療はどうしたらいいのか
不安な声に少しでもお答えしたいと思います👀
歯科助手・トリートメントコーディネーターの佐藤が担当します🌼
「妊娠すると歯周病になりやすい」とか
「出産すると歯が悪くなる」という話を聞きませんか?
確かに、妊娠によってむし歯や歯周病のリスクは高くなりますが、適切なお口のケアによって予防することも可能です!!大事な時期こそお口の健康を保ち、安心して出産を迎えてほしいと思います😊
【妊娠時に見られやすい歯やお口の問題の例】
当てはまるものはありますか??
①歯肉に腫れや出血がある
②冷たいものや熱いものがしみる
③歯や歯肉に痛みがある
④唾液が粘っこい感じがする
⑤気持ちが悪く、歯みがきができない
⑥食事回数が増えて、汚れが溜まりやすく感じる
【妊娠中の歯・お口の健康リスク】
なぜそんな症状がでるのでしょうか??
それは、妊娠により女性ホルモンが急激に増加することで、歯周病原性細菌が増殖しやすくなり、また血管の透過性が高まり、唾液の粘性が高まって口腔の自浄性が低下することで歯肉の炎症や出血が起こりやすくなるそうです💦
また、「つわり」による食嗜好の変化や歯みがきの困難、胎児の発育による食事回数の増加とそれに応じた歯磨きが不足しがちになり、口腔環境は悪化してむし歯や歯周疾患のリスクが高くなります💦
【対処法】
①食事や間食の回数が増える分、食後の歯みがきやうがいをこまめに行うようにしましょう!
②「つわり」の時には、できるだけ気分のよい時に歯みがきを行い、磨けないときはうがいだけでもしましょう!
(ヘッドの小さな歯ブラシを使ってみてください☆)
③食嗜好も変わりやすいので、糖分の多い飲食物や酸性食品をだらだら食べることは控えましょう。食べたら早めにうがい!
【妊娠時の歯科治療はどうすればいいのでしょうか??】
⚠️受診時の注意点⚠️
- 歯科治療は母子健康手帳を提示して、産婦人科医から注意を受けていることは必ず歯科医師に伝えてください。
- できるだけ楽な姿勢で治療を受けるため、体調や気分が悪くなった時は遠慮なく教えてください👍🏻
- エックス線撮影の胎児への影響ですが、
歯科治療で通常用いられるエックス線の放射線量はごくわずかで、照射部位も子宮から離れているため、お腹の赤ちゃんにはほとんど影響は無いと言われています。 - 防護用エプロンを着用するのでさらに安心です✨
- 歯科治療に用いられる麻酔は局所麻酔で、使用量もわずかです、局所で分解されるため、胎児には影響ないようです。
- 痛みを我慢しての治療は、母体にも胎児にもストレスになるので適切に使用しましょう。ただ、以前に歯科麻酔薬でトラブルがあったり、効きが悪く多量に使ったなどの経験がある場合は、相談する必要があるので必ず教えてください。不安が大きく緊急性がない治療であれば出産後に治療を考えてもいいですよ😊
- 妊娠初期はできれば薬物の服用を避けたいものですが、中期以降の歯科治療で処方される薬剤は、妊娠中でも安全に使用できる薬剤が選ばれています。不安、心配がある場合は、産科の主治医に相談してみましょう!
不安な時期、大事な時期に限って
トラブルは起きやすいものですよね…
普段からお口の健康は保ちながら
妊娠中でもお家でできること
歯科でできることたくさんあります✨
悩んでいる方はいつでもご相談ください😊
もちろん、妊娠中の方に限らず
お口のお悩みがあればご相談ください🙌🏻