顎関節症について😊

皆さん、こんにちは!歯科衛生士の髙橋です⭐️
インフルエンザの猛威も落ち着いてきたようですが、だんだんと暖かくなり花粉症の症状が出始めている方もいるのではないでしょうか?😭

 

今週はよく聞く「顎関節症」についてお話していきますね😊!

〜顎関節症とは?〜
①顎の関節や咀嚼筋(あごを動かす筋肉)の痛みkamiawase_headache

②顎を動かすと音がengagement_jaw_pain

③口が開かない

などの症状のことを言います。人によって症状は様々で、この中のどれか一つでも当てはまれば「顎関節症」の可能性が高くなります。

「顎関節症」の発症には、多くの原因があります。
歯ぎしり、生活習慣、悪習癖、咬み合わせやストレスなどが関係していると言われています。
歯科医院で行う治療としては、マウスピースの作製、運動療法、セルフケアの指導が中心となっています。
症状を改善するには、日常生活での顎関節や咀嚼筋にかかる負担を軽くすることや症状に合わせてセルフケアを行うことが重要です。

 

〜顎関節症を引き起こす可能性がある生活習慣〜

・頬杖をつく
・歯ぎしり
・食いしばり
・悪い姿勢で長時間机に向かっている💻
・横向きに寝ているまくらが高い(顎がねじれる)
・ストレス
・偏咀嚼(片側だけで咬む習慣)
・仕事で緊張する時間が長い
・かみ合わせの異常
・1日、よく上下の歯をかみしめたり、かみ合わせた状態でいる
・電話中、受話器を肩に挟む
・スポーツで歯を食いしばることが多い

 

〜症状があるとき生活習慣に気をつければ軽くなる✨〜

・頬杖をつく癖をやめる
・寒いところで歯を食いしばっていないか意識する
・長時間同じ姿勢にならないようストレッチ運動を行う
・仰向けで寝る→横向きでしか寝られない人はまくらの位置に注意する😴
・寒い中で行うスポーツは避ける🎿
・片側だけではなく両側で食べる
・日常、上下の歯を接触させないよう気をつける
・歯を食いしばるスポーツは避ける
・症状があるときは固いものは食べない🍘
・管楽器の演奏はしばらく控える🎺

思い当たるものがある方は、日常生活の中での習慣を見直していきましょう!

 

顎関節症は大人だけではなく、お子さんの中にも顎関節症を訴えるケースがあります。

幼児期でも顎関節症の症状が出ているお子さんは存在し、年齢が上がるにつれてその数は増加します。特に乳歯が抜け落ち、永久歯が生えそろう中高生になるとその数は急激に増えてきます。

原因は大人と同様ですが、顎の未発達という問題も背景にあるのではないかと言われています。

また、悪い姿勢が顎関節症の原因になることもあります。

成長期にあるお子さんこそ、顎をしっかり使う食事で適度な運動を行い、姿勢を正しく心がけた規則正しい生活で過度なストレスにさらさないといった配慮が大切になってきます。

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皆さん、「顎関節症」について少しでも知ることができたでしょうか?

「私はどうなのかしら?」と思い当たる方はお気軽にスタッフまでお声がけください⭐️