乳幼児の口腔習癖について
皆さんこんにちは!T’s DENTAL OFFICE 歯科医師の二宮彩瑞です⭐️猛暑日が続き皆さん体調は大丈夫ですか?熱中症が多いようなので、こまめな水分補給やエアコン、扇風機を上手に使うなどしっかりと対策をしていきましょう。私は暑い時期がとても苦手なので、この時期は耐えて耐えて耐え忍んでます💦涼しい時期が待ち遠しいです😊
さて、今回のテーマは乳幼児の口腔習癖についてです。
まず口腔習癖とはいったい何でしょうか?聞いたことはありますか?
日常の生活の中で無意識に行なっている口に関連した習慣的行動のことです。口腔習癖には、指しゃぶり、口呼吸、舌を出してしまう舌突出癖、爪を噛んでしまう咬爪癖、唇を噛んでしまう咬唇癖などがあります。
これらの口腔習癖が長く続いてしまうと成長発育期にある小児では口の形態的、機能的発達に障害を及ぼすことがあります。
一番多く拝見する癖は指しゃぶりが多いです。今回は指しゃぶりについて述べていきたいと思います。
だいたいの年齢ではありますが、指しゃぶりは1から2歳はまだ癖は見られます。ですが、退屈なとき、眠いときなど癖が出る時間が限られて頻度が少なくなっていきます。3歳から就学前では自然と減少し、5歳を過ぎるとほとんどなくなっています。
5歳になってもなかなか直らないお子さんはいらっしゃいますか?癖が続いてしまうと前歯が出てきたり噛み合わせがずれたりと将来的には矯正治療が必要になることもあります。
では、指しゃぶりを直すためにはどうしたらよいのでしょうか?
一番のポイントはお子様に指しゃぶりを続けると悪いことが起きると分かってもらうことが大切です。
それをきっかけにスッパリとやめられる場合もあります。
またオススメな対応として、「指しゃぶりカレンダー」があります。指しゃぶりをしなかった日、した日をカレンダーに記録していきます。しなかった日には、好きなシールなどを自分でカレンダーに貼ってもらいます。そうすることで、自覚を促し徐々にしなかった日を増やしていきます。
癖はすぐには直らないことが多いです。少しずつではありますが、その積み重ねが大切だと思います。
他にも口腔習癖はあるので、気になる方、診て欲しい方がいらっしゃいましたら一度歯科医院を受診してみて下さい!
心よりお待ちしております😊
では、次回のブログもお楽しみにー!!!⭐️