乳歯と永久歯の違いについて!

こんにちは!医療法人彩優会T’SDENTALOFFICE歯科衛生士の沖津です。6月最後の週となり、梅雨明けが待ち遠しいですね👏🏻👏🏻さて、今週は乳歯と永久歯の違いについてお話しさせてください!6歳頃から12歳頃にかけて「乳歯」から「永久歯」へ生えかわります。生えはじめたばかりの歯は未完成で、やわらかく酸に溶けやすいため、簡単にむし歯になってしまいます。そのため、毎日のブラッシングや歯科医院での定期検診はとても大切です!では、歯の生え変わりはどのような仕組みなのでしょうか?まず顎の中(乳歯の下)で永久歯のもとになる歯胚ができ時間をかけて成長していきます。永久歯の歯冠部が完成し、歯の根の部分が作られ始めると、乳歯の根を溶かす細胞が現れ、永久歯の上にある乳歯の根は少しずつ溶かされていきます。乳歯の根が溶けていくと、乳歯はグラグラになり抜け落ち、永久歯が顔を出します。

いつどのような順番で生え変わるのでしょうか?

155A26E0-D184-4CA2-BD8E-0A5D380F5D7C個人差はありますが、生え変わりのタイミングはこのようになります!

乳歯と永久歯の違いについて確認しましょう!

色:乳歯は白に近く、永久歯は黄色味を帯びている!

大きさ:乳歯の方が全般に永久歯よりひとまわり小さい!

歯の質:乳歯のエナメル質・象牙質の厚みは永久歯の半分程度と薄く、乳歯は永久歯にくらべ石灰化が不十分!

注意することをすこしお伝えします!

❶生えたての歯の表面は粗いため汚れがつきやすいだけでなく、酸に溶けやすいため、むし歯になりやすい状態にあります。早い時期からフッ化物(フッ素)を活用して積極的にむし歯予防をしましょう。

❷永久歯は乳歯の下で成長しています。いずれ永久歯に生え変わるからといって乳歯のむし歯を放置することはよくありません。しっかり治療していきましょう。

❸永久歯が生えてきても、乳歯が抜けなかったり、歯肉炎が起きたりしていることがよくあります。日頃から口の中をよく観察して、何か問題があったら歯科医院に相談しましょう。

何かお困りのことがあればぜひ一度医院へお越しください!