初期の虫歯について




みなさんこんにちは!今週のブログは歯科医師の二宮が担当します。
だんだんと暖かい日が続き、春の訪れを感じる季節となりましたね。道端にはつくしが咲き春がもうそこまできてるなと思うこの頃です。
コロナウイルスの影響で世界が大変な状態が続いてます。これ以上感染の拡大を防ぐためにも一人一人の意識が大切だと思っています。
私も不要な外出を控えたり、手洗いうがいを徹底したりと誰でもできることをしっかりと行うようにしています。
見えない敵はこわいですが、コロナウイルスに負けず、みなさんで協力して闘いましょう!!✊

さて今回のテーマ、初期の虫歯についてお話ししていきたいと思います。

まず、初期の虫歯とはどのような歯の状態をいうかみなさん知っていますか?

歯の一部分の表面にできた白い斑点を見たことはありますか?とくに前歯に見られることが多いです。

遺伝や歯の形成時期の栄養不足、幼少期に受けた外傷、フッ素濃度の高い飲料物の過剰摂取など様々な原因が挙げられまが、初期の虫歯が原因であれば虫歯のはじまりの「脱灰」が起こってます。

「脱灰」とは、歯の表面からミネラル分が溶け出す状態をいいます。痛み等の自覚症状がなく、見た目も健康な歯とほとんど変わらないため見逃しやすいのが特徴です。脱灰の状態が続くと穴があくくらいの虫歯になってしまいます。

脱灰を防ぐためには再石灰化を促すお口の環境作りを行うことで脱灰の進行を抑制することができます。

再石灰化を促すためには、様々な治療方法がありますが、フッ素を用いることでこの再石灰化を効率よくすることができます。彩優会では、お子様の定期検診にはフッ化物入り歯磨剤やジェルを使用してのブラッシング指導、フッ素塗布を行い再石灰化を促す治療を行なっています。

フッ素を定期的にすることで初期の虫歯を予防し、虫歯の進行を抑制することができます✨

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私もフッ素入りの歯磨剤を使用してのブラッシングをしています!歯が綺麗になっているのを実感しています✨

みなさんも興味があれば一度歯科医院を受診してみて下さいね!

では、次回のブログもお楽しみにー!!!🌟