口腔栄養学とは?
皆さん、こんにちわ🍂
医療法人彩優会T’S DENTAL OFFICE 歯科助手の原田です!
最近は一気に寒くなりましたね。体調崩しやすいこの季節、しっかり手洗い・うがいをして予防を大切にしていきましょう☝️
皆さん、口腔栄養学とはご存知ですか?
人が健康状態を維持する場合の重要な要素として栄養があり、それは口腔組織や口腔機能そのものに大きく関わっています。
口腔内の機能不全を栄養学的に改善し、全身の健康のために「正常な呼吸」「深く十分な睡眠」「栄養管理」を促進するための栄養学を口腔栄養学といいます。
日頃から、虫歯・歯周病を防ぎ、お口の健康を育むには歯磨きの徹底や食習慣に気を付けるだけではなく、予防効果のある栄養を摂ることも大切です☝️
今回は、2つの栄養素についてお伝えします。
①ビタミンC🍋
ビタミンCは、歯の象牙質の形成に必要な栄養素です。
万が一、ビタミンCを含まない食事を約2ヶ月~3ヶ月続けてしまうと体内のビタミンCの総蓄積量が300mg以下となり、歯周病を発症すると言われています。
また、ビタミンCは傷ついたコラーゲンを再生修復する働きや、抗炎症作用もあり、歯周病で破壊されたコラーゲン繊維を修復する最適な栄養素になります。
ビタミンCは、1日に100mgを目安に摂取すると良いと言われています。
ビタミンCが多く含まれる食べ物は、柑橘類、カボチャ、ピーマン、パプリカ、ブロッコリーなど色の濃い野菜に豊富に含まれています!
②ビタミンD🍄
カルシウムの代謝や歯や骨の石灰質を調整する働きがある栄養素です。
骨の沈着を促すことのできる脂溶性ビタミンで、体内で生成することができません。そのため、紫外線を浴びることで、体内でビタミンDが生成されます。
さらに食物からのカルシウム吸収を促し血液中のカルシウム濃度を一定の濃度に保つ働きがあり、お口の健康維持にも大切です。
ビタミンDは紫外線や魚やキノコなどの食べ物で摂取することができますが、紫外線は季節変動が強く、食べ物に含まれる量も少ないのです。現代ではUVファンデーション等で紫外線をカットする習慣がついてしまっているので、サプリで補充するのが安心と言われています。
口の中と栄養は切り離せない密接な関係性をもっています。栄養からの面でもお役に立てるよう、これからも日々学んでまいります✌️✨