唾液はなぜ大切?
みなさん、こんにちは🌿
医療法人彩優会T’SDENTALOFFICE歯科助手の原田澪です!ゴールデンウィーク皆さんいかがお過ごしですか?今回4日間休診をいただきます。どうかご理解、ご協力をよろしくお願いします!
ちなみに私のゴールデンウィークは、自然に触れながらゆっくり過ごす予定です🌱おすすめの自然スポットがあればぜひ、教えて下さいね🌷
さて今回は、唾液の必要性についてご紹介します!
私たちの口の中に常にある唾液について考えたことのある方は、そう多くないかもしれません。しかし、唾液は想像以上に口の中で大きな役割を果たしているのです✨
唾液の成分
そもそも、唾液は何からできているのでしょうか?唾液は成分の99%以上が水でできており、残りの約1%にはタンパク質が含まれています。
唾液は1日にどのくらい分泌される?
唾液には2種類あり、刺激がなくても分泌される「安静時唾液」と、食事や会話の時など口の中での刺激によって分泌される「刺激唾液」があります。これら2種類の唾液によって、私たちの口の中は常に潤っているのです。健康な成人の場合、唾液は1日で1~1.5リットルも分泌されています。ただしこれには個人差も大きく、季節や年齢、その日の体調、性別、服用している薬などによって変動することがあります。
唾液の働きにはどのようなものがある?
唾液には、次に挙げるような様々な働きがあります。
・自浄作用…口の中の汚れを洗い流し、むし歯や歯周病、口臭を予防します
・緩衝作用…口の中を中性に保つ働きで、酸性に傾いた口の中の環境をもとの中性に戻そうとします。
・再石灰化作用…酸により溶けだした歯のエナメル質成分を、再び歯に戻す働きです。
・抗菌作用…口から体内に侵入しようとする細菌やウイルスに抵抗します。
・消化作用…酵素で食べ物に含まれる糖を分解し、消化しやすくします。
・湿潤作用…口の中の乾燥を防ぎ、常に潤った状態にします。
唾液の必要性
このように、唾液には様々な働きがあり、これらの働きによって私たちの口の中の健康はもちろんのこと、全身の健康も守ってくれているのです。唾液が少なくなると口の中の乾きを感じるだけでなく、食べ物を飲み込みにくくなる、会話がしにくくなる、むし歯や歯周病になりやすくなる、口臭がひどくなるなどの症状が出る可能性が高くなります。お口や全身の健康を保つためにも、唾液の分泌量を減らさないことが非常に大切なのです。
まとめ
今回は、唾液の必要性についてご紹介しました。唾液は普段あまり意識することはない存在ではあるものの、私たちの口の中や全身の健康を守るために様々な働きを担ってくれています🦷
意識しないようなところに目を向けてみることで新たな発見がいっぱいあります!気になることがあればお声がけくださいね✨
次回のブログもお楽しみに!!
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