小児口腔機能発達不全症
2020年10月11日
皆さん こんにちは✨✨
今週のブログは受付の佐藤が担当いたします🍄
10月9日は午前診療のみとさせていただいて午後からは医院全体でのスタッフ研修をしました。
そこで学んだことを皆さんにも知っていただきたいと思い、ご紹介します😊
それは・・・・
『小児口腔機能発達不全症』です。
聞き慣れないコトバかと思いますが、15歳未満の小児に対して、お口の機能が未発達の方に起こる問題で
噛むことや飲み込みが上手くできない、発声の異常、口呼吸などが認められる症状です。
その原因が
①乳児の嚥下残存 👄 (舌を前に出た状態で飲み込みをする)
②口呼吸 👄 (ぽかん口・鼻ではなく口で呼吸をする)
③低位舌 👅 (舌が低い位置にある)
と考えられています。
これらが原因で歯並びがガタガタになったり、虫歯が多かったり、出っ歯になったりと様々な問題が
起こってきます。
また、お口の問題だけではなく、集中力の低下や運動神経の低下、風邪にかかりやすい、
軌道が狭くなることでのいびきや睡眠障害など身体の成長への影響も出てきます。
しかし、これらを早めにトレーニングしていくことで改善していくことが可能です。
お口の機能をしっかりと使うことで歯並びも身体の成長や健康にも繋がっていきます😊
簡単なチェック項目で判断可能ですので、お子様のお口の『健口』と身体の『健康』の為にも
何か気になることがありましたら担当の歯科衛生士にご相談くださいね。