知覚過敏とは?

みなさん こんにちは😊

 

今週のブログはTs DENTNET OFFICE  受付の佐藤が担当します。

 

毎日、気温が30度を越え暑い日が続いていますね🌞

先日、今年初めて蝉の声を聞いたので夏になったんだな~と感じたところです😆

夏になって暑くなると食べたくなるのが、アイスやかき氷など冷たい食べ物ですよね🍧🍨🍦

しかし、口に入れた瞬間にキーンと歯にしみた経験をした方も多いのでないでしょうか❔

あの痛みといったら例えようがないですし次に冷たい食べ物を口にする際に身構えてしまう痛みですよね😫😫😫

 

虫歯ではないのに痛みを感じる……それは知覚過敏かもしれません

 

そもそも知覚過敏とは

歯ブラシの毛先が触れたり、冷たい飲食物、甘いもの、風にあたった時などに歯に感じる一過性の痛みで、特にむし歯や歯の神経(歯髄)の炎症などの病変がない場合にみられる症状を言います。虫歯ではないのに、熱いものや冷たいものが歯にしみたり、歯ブラシが当たると痛いと感じる状態です。

原因としては

1.歯肉の退縮です。

歯の最表層にあるエナメル質は削っても痛みを感じることはありません。

しかし、イラストにもあるように歯根の部分はエナメル質に覆われていないため歯茎が退縮することで

象牙質が露出し、刺激が歯髄(しずい)[神経]に伝わり痛みを感じます。

歯周病のケアを怠ると歯槽骨が溶け象牙質が露出し、刺激が歯髄に伝わり痛みを感じます。

2.歯の破折

こちらも歯が折れたり欠けたりし、象牙質が露出すると歯髄に刺激が伝わり痛みを感じます。

3.歯が擦り減ることによる象牙質露出

毎日食べ物を食べて使っている歯ですからわずかではありますがすり減っていきます

歯がすり減る行為は食事以外でも就寝時の歯ぎしりが考えられます。

その結果、エナメル質がなくなり象牙質が露出すると痛みを感じます。

4.歯が溶けることによる象牙質露出

エナメル質はpH5.5程度で溶け始めます。私達の日常で口にする食べ物や飲み物の多くは酸性です。

その為、炭酸飲料を長時間かけて飲む習慣や、酸っぱい食べ物や飲み物を頻繁に長時間摂取する習慣があると

エナメル質が溶け象牙質が露出し痛みを感じます。

5.ホワイトニングに伴う知覚過敏

ホワイトニングで使う薬剤による影響で一時的な軽度の知覚過敏を感じる方がいます。

メカニズムは不明ですが1~2日ほどホワイトニングを休むと症状は治まります。

治療方法は❔🙄❔

1.再石灰化を促す

私たちの口内では、歯を溶かす「脱灰」と、修復を行う「再石灰化」が繰り返されています。

フッ素化合の歯みがき粉を使用し「再石灰化」を促しましょう。

2.薬剤を使って露出している象牙質を被膜し刺激が神経に伝わらない様にします。

こちらは保険適用の治療で行います。

予防法は❔🙄❔

知覚過敏を防ぐ確実な予防法はありません。

しかし、毎日の歯みがきでプラークを取り除くことで酸により歯が溶けることを防げますし、

フッ素化合の歯みがき粉を使用することで「再石灰化」を促せます。

また、ブラッシングの圧を注意することや、歯周病のケアと予防をすることで歯茎の退縮を遅くすることが

できます。

つまり日々の歯みがきと定期的なメンテナンスが大事なのです。

さらに、知覚過敏といっても虫歯による痛みなのかそうじゃないのかは歯科医師の診断がもっとも

大事ですので、何か痛みを感じたら歯科医師にご相談ください😊

そして、歯周病や虫歯、知覚過敏 どれをとっても定期的なメンテナンスによる予防が大事ですよ🥰

 

それでは 次のブログをお楽しみに~🤩