虫歯の進行度

みなさん、こんにちは♪T’s DENTAL OFFICE 歯科助手・受付の蛇子が担当させて頂きます😊

お盆が過ぎて日がだんだんと短くなり、朝晩は少しずつ涼しくなってきましたね♪

とんぼもたくさん飛んでいて、秋が近づいているのを感じています🍁

さて今回は、虫歯の進行度合いについて紹介します!

虫歯治療を受けていると、「CO」や「C」といった言葉を使っているのを耳にしたことがあるかと思います。暗号のような言葉で、何を意味しているのか分からないと不安に感じることも少なくないですよね。そんな虫歯治療に用いられる専門用語について、解説していきたいと思います♪

 

C1」はエナメル質の虫歯

「C1」は、虫歯菌がエナメル質だけにとどまっている段階です。歯の表面に穴はあいていますが、痛みなどの自覚症状が現れることはありません。舌で触った時に違和感が生じたり、食べ物が詰まりやすくなったりした場合は、エナメル質の虫歯が疑われます。

「C2」は象牙質の虫歯

「C2」は、虫歯菌が象牙質にまで及んでいる段階です。エナメル質の虫歯とは異なり、冷たいものや甘いものがしみるようになります。また、歯質の欠損も大きくなることから、多くの患者さんがこの段階で虫歯に気付くこととなります。

「C3」は神経まで侵された虫歯

「C3」までくると、虫歯菌が歯髄という歯の神経まで到達し、歯の神経や血管を蝕んでいきます。「C3」は、虫歯全体の中で最も強い痛みや不快な症状が現れる時期ともいえます。歯医者嫌いの人は、この段階で痛みを我慢することができなくなり、歯科を受診するケースが多いといえます。

「C4」は歯冠が崩壊した虫歯

「C4」では、歯髄が完全に蝕まれてしまっているので、痛みなどの症状は消失しています。歯冠部という歯茎から上の歯の頭の部分がなくなり、残っているのは歯根のみである場合が多いです。こうなると、治療をして元の状態に戻すのは困難であることから、多くのケースで抜歯が適応されます。

そして、最後に「CO」という1番初期の虫歯についてお話します。

「CO」とは「シーオー」と読み、歯の表面に穴はあいておらず、「白斑」や「白濁」といった症状だけ認められる1番初期の段階です。そのため、治療を必要としないことも多く、フッ素塗布などの予防処置を実施することで、歯の再石灰化をはかります。

なるべく早く、虫歯を見つけることが大切ですね♪

そのために、定期的な検診はもちろん!お家での歯磨きなどでも予防していきたいですね!

こういった専門用語がわからなく不安に感じたり、心配な事などございましたら、お気軽にスタッフにお声がけ下さいね♪

では、次のブログもお楽しみに*