鼻で呼吸できてますか?
皆さんこんにちは♪♪T’s DENTAL OFFICE歯科衛生士の水田です♪
朝晩涼しくなり、少しづつ秋らしくなってきましたね🍂 季節の変わり目は体調を崩しやすくなりますので、皆さん体調管理には気をつけていきましょうね(´∀`)
今回私からは呼吸についてのお話をさせていただきたいと思います。
皆さん呼吸はどこでしますか???
あたり前に鼻と思う方が多いかと思いますが、鼻での呼吸が今はあたり前ではなく、お口で呼吸する子供達が増えているんです😱😱
私は子供達に良くこんな質問をしています。
「〇〇ちゃんは、どこで息するの?」
子供達は普通に「口!!」という子もいた事に驚きました!!
鼻で呼吸する事があたり前だと思っていましたが、思ってみれば生きていくうえで、呼吸をどこでするのか?なんてよくよく考えた事が無かったな…と思いました。
そうなんです!!だれもお鼻で呼吸する事を子供の頃に教えてもらわないんです!!
人は、口でも鼻でも呼吸ができるようになっています。これは、哺乳類の中でもとても珍しい事です。
生まれたばかりの赤ちゃんは鼻でしか息をする事ができません。鼻づまりがあると窒息死してしまいます。ですから、あかちゃんの鼻づまりはすぐに取り除かないと命に関わる場合があります。
赤ちゃんの体と私達大人の体は大きく異なっています。乳児の喉の位置は、鼻なすぐ奥の方にあります。私達大人の喉の位置はは首の所にあります。(喉仏の所)
赤ちゃんにはできず、大人になると出来ることに、発生や発語があります。私達は喉の位置が、下がる事によって、喉に音を響かせる場所をつくり、言葉をしゃべります。乳児は泣く事はあっても、しゃべる事はできません。これは知能や訓練の問題ではなく、体の構造の問題なのです。
では、いつから赤ちゃんは大人なような体の構造になるのでしょうか。
赤ちゃんの喉の位置は生後3ヶ月ほどから徐々に下がり始め、喃語が出る頃になると大人と変わらない位置にまで達します。喃語は、しゃべる事ができる体の準備が整いましたよ、というサインなのですね。という事は同時に、口でも息ができますよ、口呼吸もできるようにようになったということでもあります。
そこで、口でも呼吸ができるようになると、鼻が詰まってしまったり、鼻水が出てると、口呼吸になってしまいます。鼻をこまめに吸引したり、かんだりしないと口呼吸が慢性化してしまい、鼻で呼吸する事を忘れてしまい、口呼吸になってしまいます。
ですか、鼻水鼻詰まりをほっておかずにしっかりかんでほしいのです!
鼻をかむ事を小さい頃からしていないと、できなくなります。しっかりかめるように練習は必須ですね!!
小さいうちから鼻で自然に息ができる環境を整えてあげる事がとても大切です!鼻水、鼻詰まりの状態をあたり前とせずに、耳鼻科の受診もおすすめしています。
口は食べるため!
鼻は息をするため!
これが生きていくための正しい体の使い方です。口で息をする事は鼻でご飯を食べるのと一緒で間違えた使い方なのですね。
運動する時、歌う時、しゃべる時、笛や楽器を吹くとき…色々な場面で口を使って息をする場面があるかと思います。その時以外はしっかりと口を閉じて鼻で息をしましょう。
口呼吸は、歯並びにも大きく影響しますし、虫歯や歯周病も悪化してしまいます。
風邪もひきやすくなりますね!!
良い事ないですね😱😱😱
お子さんの口がポカンと空いていたらお口を閉じるようにうながして下さいね。
ポカン口や口呼吸が気になる方は、指導やトレーニングもしていますので、せひお問い合わせくださいね!!
皆さんも「息育」から初めてみませんか?
息育の第一歩はとても簡単!!
まずは、お口を閉じることです!!
鼻呼吸です✨