6/4〜10は『むし歯の日』歯と口の健康習慣ウィーク

みなさんこんにちは☺️

T’s DENTAL OFFICE歯科衛生士の片桐です。

先週末に母の日イベントを開催し、日頃の感謝を込めて来院してくださった患者様全員にカーネーションのプレゼントをさせていただきました!!

大切な人にプレゼントしてもよし!

ご自身の日々の頑張りを労ってもよし!笑。

その場で、『ママありがとう♡』とプレゼントしちゃう

可愛いお子様の姿も見られました。もう、これにはほっこりしました♡

その日、1日診療室では笑顔が溢れサプライズに驚かれた患者様の歓喜の声があちこちから聞こえてきてスタッフ一同微笑ましくイベントに参加できました。

院長の粋なはからいで、毎年私達スタッフにもカーネーションをいただいてます♡私は、毎年サポートしてくれる自分の母にプレゼントさせていただいています。

『自分の周りの人も幸せに♡』という院長のお気持ちが

幸せの連鎖を生んだ母の日イベントは大成功に終わりました!!

 

さて、来月6月4日の「むし歯の日」にちなんで、6月4日~6月10日の一週間は、「歯と口の健康習慣」です。みなさんもこの機会に、自分の“歯とお口の健康”について一緒に考えてみませんか?

毎日の習慣である歯みがきは、当たり前のように行なっているけれど、よく考えてみると、自分や家族以外の人がどのように歯みがきしているか、知る機会は意外と少ないですよね。

「みんなはどんなハブラシを使っているの?」
「みがく時間はどれくらい?」

知っていいつもの歯みがき習慣を見直すきっかけになるかもしれません。

 

歯みがき時間やハブラシのサイズ……みんなどうしてる?

Q1. 毎日何回歯をみがく?

まずは、当たり前すぎて気にしてない方も多いかもしれない…、1日の歯みがきの頻度について伺いました。

アンケート結果によると、「1日2回」と答えた方が半数近い約49%、次いで「1日3回」と答えた方が全体の約32%となりました。

効果的な歯みがきの回数やタイミングについては諸説ありますが、基本的には「食事をしたら、なるべく早めに歯みがきする」ことがおすすめです。
朝食、昼食、夕食後の1日3回、可能であれば、おやつを食べたあとにも歯みがきをすると良いでしょう。とはいえ、日中や外食時など歯みがきができない環境の場合は、せめてうがいだけでもOK!食後のお口の中を清潔にする習慣を心がけましょう。

Q2. 朝昼夜、歯みがきをする時間は何分?

忙しい朝は特に、ついついパパッと歯みがきを終わらせてしまう方も多いのではないでしょうか。次に伺ったのは、朝昼夜、それぞれの1回にかける歯みがきの時間です。

朝の歯みがきは「1~3分」が約46%で一番多く、次いで「3~5分」が約30%。昼の歯みがきは「みがかない」が約40%で一番多く、次いで「1~3分」が約27%、「3~5分」が約16%となりました。また、夜の歯みがきでは、「3~5分」が約36%で一番多く、次いで「1~3分」が約30%、また5分以上みがく方も約27%いることがわかりました。

1日を通してみると、忙しい朝や昼の歯みがき時間は短く、夜の歯みがき時間は長めに行なっている方が多い傾向にあるようです。

歯科医師や歯科衛生士の多くが、1回の歯みがきにかける時間を「3分」と推奨しています。これは一般的に、大人の歯(永久歯)28本、親知らずを含めると32本を1本ずつ丁寧にみがくために必要と考えられる時間の目安です。歯並びや口腔内の形状、さらには手先の器用さなどによっても、きれいにみがける時間は異なるでしょう。

歯を「1本ずつ」「丁寧にみがく」というポイントを意識しながら、「1日3回」「1回3分」を目安として、歯みがきを行なってみてください。

Q3. “歯みがき以外”のお口の清掃、おこなっている?

デンタルフロスやマウスウォッシュなど、歯みがきのほかにも意外と種類のあるお口のケア。続いて、歯みがき以外のホームケアについても伺いました。

デンタルフロスや歯間ブラシ、またマウスウォッシュや舌の清掃をしている方を合わせると、なんと全体の約87%もの方が、歯みがき以外のホームケアを行なっていることがわかりました。

多くの方が実践している通り、歯みがき以外のホームケアを行うことはとても大切です。特に、歯周病の原因となるプラーク(歯垢)は、歯と歯ぐきの溝や歯と歯の間にたまりやすい性質を持ち、ブラッシングだけでは十分に落としきることが難しいもの。

毎日の歯みがきに加えて、デンタルフロスや歯間ブラシでしっかりプラークを取り除いたり、マウスウォッシュを使ってすみずみまで薬剤を行き渡らせたりすることで、お口の中の健康をよりキープしていきましょう。

Q4. ハブラシはどのくらいで交換する?

毎日使うハブラシ。いつの間にか毛先が開いていたりしませんか…?どれくらいの周期で交換しているのか伺いました。

アンケート結果をみると、「2~3ヶ月に1回」と回答した方がほぼ半数の49%、次いで「月1回以上」が約35%という結果になりました。中には「1年以上交換していない」という方も!

実は、ハブラシの適切な交換周期は、「1ヶ月に1回」です。
「まだ使えるから」と、同じハブラシを使い続けている方は要注意!ハブラシの植毛部分は毛が密集しているので、どうしても汚れが残りやすいんです。

使用開始から1ヶ月が経っていなくてもハブラシを反対側から見たときに、ヘッドから毛先がはみ出ていたら交換のサイン。新しいハブラシに交換しましょう!忘れてしまいそうな方は、「毎月1日」など覚えやすい日に交換すると決めておくのもおすすめですよ。

Q5. ハブラシのヘッドサイズ、どれを使ってる?

数多くの種類があるハブラシ。みなさんはどのような基準でハブラシを選んでいますか?まずはヘッドの大きさについて伺いました。

結果をみると、半数近い約48%もの方が「小さめ(コンパクトヘッド)」を選んでおり、逆に「大きめ」を選ぶ方は約4%に留まることがわかりました。

ヘッドの大きさは商品によってさまざまです。よく見ないと分かりにくいですが、実は長さや幅も少しずつ異なっています。
ハブラシの毛先を歯にきちんと当てるための目安として、ヘッドは前歯2本分くらいの長さがベスト。自分の歯の大きさに合ったものを選びましょう。

Q6. ハブラシの毛、どんなタイプ?

ハブラシといえば、もう一点気になるのが毛の形状。こちらもみなさんがどんな基準で選んでいるのかを伺いました。

結果を見ると、「毛先が細いもの」を選んでいる方が約46%の一方、「特に意識していないのでわからない」方も約35%もいることが判明。毛先を選ぶ基準としては、「毛先が細いと、きちんとみがけそうな感じがする」「丸い方が、傷つかない気がする」などそれぞれの使用感で選ばれていました。

みなさんがおっしゃる通り、ハブラシの毛先によって、プラーク(歯垢)を落とす能力や歯ぐきへの当たり(使用感)は大きく変わります。

例えば、毛先がとても細いものは歯と歯の隙間の汚れまで行き届きやすかったり、毛先が丸いものは歯ぐきを傷つけにくかったりします。

また硬さの面では、「ふつう」の毛は程よい弾力があるので、プラーク(歯垢)を落とすのに扱いやすく、歯や歯ぐきが健康な方向け。「やわらかめ」の毛は、歯ぐきが弱っていたり、歯肉炎などで出血がある方向けになっています。

もしハブラシ選びに迷ったら、定期検診などの際に、かかりつけの歯科医師に相談しても良いでしょう。定期検診では、より適切なホームケアの方法なども教えてもらえるので、症状がなくても年に4回は歯医者さんに行くようにすると、ホームケアもアップデートしていけます!

 

みんなが気になる歯の悩み、1位は「歯の黄ばみ・くすみ」!

ここまでリアルな歯みがき事情を紹介しましたがここからは、歯の悩みに関するアンケート結果を紹介します。

気になる症状の第1位は「歯の黄ばみ・くすみ」、第2位は「口臭」でした。

第1位となった「歯の黄ばみ・くすみ」については、みなさんもよくご存知のように、コーヒー・紅茶など、ポリフェノールを多く含むものが原因になりやすいと考えられています。どうしたら着色汚れ(ステイン)のない歯を保つことができるのか。ポイントは「付着したステインが強固になる前に除去すること」です。

日々の工夫としては「食後はできるだけすぐ歯みがき」を実践し、その際、ステインケアができるハミガキペーストを使うとさらに効果的です。どうしてもセルフケアで落ちない強固なステインは、歯科医院で定期的にクリーニングを受けると良いでしょう

 

毎日の習慣を、未来の健康へ。

みなさんのリアルな歯みがき事情、いかがでしたか?ご自身の歯みがき習慣と照らして、「変えてみよう」と思う点が見つかった方もいるかもしれません。

毎日の習慣を、未来の健康へ。丁寧なホームケア、適切なハブラシ選びをぜひ実践してみてくださいね!!

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